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“soul of どんと 2003”

 2003年、どんとが肉体を離れて3年後東京で、ひとつのマツリが始まった。

 「soul of どんと」− どんとのスピリットを伝えるべく、主旨に賛同したミュージシャン達によってこの祝祭は産声をあげた。

 暗転した舞台に赤い衣装をつけたサンディーがハワイの火山の女神ペレの祈りを捧げる。どんとの最後の記憶と東京のこの会場がピタッとつながった瞬間だった。

 そしてステージは一転してTHE BOOM。「どんとの唄いくぜ! しかも古〜い古〜い唄です。」ローザ時代の曲「虹のまりちゃん」、そして三線に持ち替え「それでは一緒にどんとが愛した沖縄に飛んでいこう!」どんとが最後に選んだ地、沖縄へとTHE BOOMは会場ごと運んでいってくれた。再び照明がつくと、そこはもうソウル・ショウのど真ん中、ウルフルズがグイグイ、温度を上げてゆく。どんととの長いストーリーを話し終わって「夢の中」へ。その有り様にボガンボス時代のどんとの魂を感じた瞬間。そして登場したのは....

  怪人(?)セムシーズ! いきなり爆笑のイントロから一声始まれば清志郎さん。どんとが尊敬してやまない、どんとに大きな影響を与えた永遠のマスター。笑いで包みこまれた超カゲキさ、そして底に流れる大きな愛。どんとに与えてくれたものの大きさを感じさせる。最後の曲は、イマジン− 世界中から戦争がなくなること − どんとの愛した唄が清志郎さんによって唄われる。

 「ごきげんだぜ! soul of どんと! またやろうぜ〜」その後は、みんなで祝祭! こうして第一回目の「soul of どんと」は点から流れへとなった。清志郎さんのコトダマは、即現実化しその日のうちに来年も!となった。それほどまでに強烈で楽しくて幸せでおかしくて泣けるLiveとなった。参加者の誰もが心から楽しみどんとの魂にふれた日。

  こうして「soul ofどんと」は、この世にあらわれ始めたのだ。

(text:小嶋さちほ)

 


日時/ 2003年1月26日(日)
場所/赤坂BLITZ
出演/忌野清志郎、ウルフルズ、ザ・ブーム、サンディー、他

セットリスト
SANDII
1.SANDII Openning

THE BOOM
2.星のラブレター
3.虹のまりちゃん
4.ひなたぼっこ
5.ひのもとのうた
6.いいあんべえ
7.島唄

ウルフルズ
8.ガッツだぜ!!
9.ホンキーマン
10.ワルツ!
11.小・中・高・大 〜トロフィーをかかげよう〜
12.夢の中

忌野清志郎
13.イヤシノウタ
14.あこがれの北朝鮮
15.雨あがりの夜空に
16.空がまた暗くなる
17.世間知らず
18.イマジン
19.Sweet Lovin'
20.君が代

THE BOOM with 小嶋さちほ
21.カリプソちゃん

All Cast
22.どんとマンボ

サンディーマヌメレ、サンディーズ hula studio
23.波

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